【自然と神様の招き】5分で聖書のポイントが分かるシリーズ
聖書は、神様の愛を伝えるために人間に与えられた神様の言葉です。
同じように、自然もまた神様の愛を教えています。
一輪の花を例にとって考えてみましょう。
どうして、この花には、美しい色があるのでしょうか?
それぞれの花にそれぞれの色があります。
そして、なんとも言えない香があります。
花の形、大きさそれぞれです。
神様は、人間にただ私は、あなたを愛していると言葉で伝えるだけではたりずに、
この世界の全ての創造物を通して、神様の愛を学べるようにしてくださったのです。
ですから、どの小さな花のつぼみにも、神様が愛であることが記されているのです。
最近、娘と動物園にいきましたが、神様の創造された生き物は、
個性的でそして、それぞれが何と美しいのだろうと考えさせられました。
作品は、作者の心を表していますが、このような創造をなされた神様は、どれほど壮大で繊細で素晴らしい愛の方なのでしょうか?
詩編記者は、このように語っています。
もろもろの天は神の栄光をあらわし、大空はみ手のわざをしめす。
詩篇 19:1-6
この日は言葉をかの日につたえ、この夜は知識をかの夜につげる。
話すことなく、語ることなく、その声も聞えないのに、
その響きは全地にあまねく、その言葉は世界のはてにまで及ぶ。
神は日のために幕屋を天に設けられた。
日は花婿がその祝のへやから出てくるように、また勇士が競い走るように、その道を喜び走る。
それは天のはてからのぼって、 天のはてにまで、めぐって行く。
その暖まりをこうむらないものはない。
どのように暗い夜であっても、太陽が昇るときそれは、消え去ってしまいます。
太陽がなければ、この地球には死が訪れる事でしょう。
太陽の光がなければ植物は生きることができず、植物がなければ動物も生きることができないからです。
しかし、神様の創造の秩序のなかで、今日も、朝がくるのです。
罪の結果、自然界にも本来の姿ではないあらゆる痛みが生じてしまいました。
それでも、尚、神様の愛のしるしは、消え去っていません。
神様は、6日でこの世界を創造され、7日目にその業を休まれました。
これは、言葉をかえるならば、休みと安息を創造されたともいえます。
6日の間に神様は、人間の幸福に必要なありとあらゆる物を、美しく完全に創造されましたが、最後に最も素晴らしいもの、その創造を楽しみ憩う時間、ご自身との交わりという時間を人類に与えられたのです。
共に過ごす時間を人間に最初に与えられたのです。
神様は、永遠に人類と共に生きることを望んで、この世界を創造されたのです。
しかし、罪は、神様との愛の関係を終わらせ、人類にとっての光であった、太陽であった神様の愛との関係が壊れてしまいました。
その結果、人には死ぬ運命が訪れることになりました。
しかし、人類をあきらめる事ができなかった神様は、
エデンから離れた人類に、もう一度、イエス・キリストという救い主を与え、
イエス・キリストのよって、神様の愛を表して下さったのです。
死の影の谷を歩む人類に、もう一度、義の太陽であるイエス・キリストが昇ったのです。
だれひとり、その暖まりをこうむらないものは、ありません。
イエス様は、全ての人を招いておられるからです。
すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。
マタイによる福音書 11:28
あなたがたを休ませてあげよう。
この世界を創造された神様が、私達に休みを平安を与えたいと願われています。
罪に赦しを与え、そこから解放したいと願ってくださっているのです。
創造の最初に、【光あれ】とその御声によって、光を創造されたように、
私達の心に光を与え、真の自由と休みを与えようとされています。
自然は、その創造主の力を表し、その愛を表しています。
私達も、そのように神様の愛をあらわす存在になるようにと、
話すことなく、語ることなく、 その声も聞えないのに、訴えているのです。