【最大の賜物・聖霊】5分で聖書のポイントが分かるシリーズ
イエス様が昇天された後、イエス様が弟子たちに約束された最大の賜物、それが聖霊でした。
ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、
使徒行伝 1:8
エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう」。
私たちは、救霊の働きに関して、聖霊の力がなければ、何もする事ができません。
ですから、イエス様は、弟子たちが聖霊を受けるときにイエス様の証人となることができるといわれたのです。
ところで、聖霊とは何でしょうか?
もしあなたがたがわたしを愛するならば、わたしのいましめを守るべきである。
わたしは父にお願いしよう。そうすれば、父は別に助け主を送って、
いつまでもあなたがたと共におらせて下さるであろう。それは真理の御霊である。
ヨハネによる福音書 14:15-17
この世はそれを見ようともせず、知ろうともしないので、それを受けることができない。
あなたがたはそれを知っている。
なぜなら、それはあなたがたと共におり、またあなたがたのうちにいるからである。
聖霊は真理の御霊だとイエス様は、言われました。
イエス様が絶えず、弟子たちを支え、教え、導いていたように、
聖霊は、人格的な個性をもっておられる方です。
そして、その方は真理の御霊だといわれました。
聖霊は、真理であるので、真理と分離することはできません。
しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってつかわされる聖霊は、
ヨハネによる福音書 14:26
あなたがたにすべてのことを教え、
またわたしが話しておいたことを、ことごとく思い起させるであろう。
この聖霊は、真理であり、イエス様も真理です。
イエス様の語られた言葉が、
真理であり、霊だからです。
人を生かすものは霊であって、肉はなんの役にも立たない。
ヨハネによる福音書 6:63
わたしがあなたがたに話した言葉は霊であり、また命である。
聖霊とイエス様の言葉は、かならず一致します。
つまり、聖霊がともにいることが、
イエス様とともにいることであり、
その聖霊の働きは、私達の罪を教え、悔い改めさせ、
新しい命を与え、み言葉を理解させ、伝道に力を与えます。
そして、聖霊は、なにか力やエネルギーのような存在ではありません。
聖霊は、人を教え、導き、語り、慰めることができる人格的な存在です。
そうであるがゆえに、聖霊を受けるとき、私たちの人格的な部分にその結果がでるのです。
しかし、御霊の実は、愛、喜び、平和、寛容、慈愛、善意、忠実、
ガラテヤ人への手紙 5:22,23
柔和、自制であって、これらを否定する律法はない。
奇跡を行うことが、聖霊を受けた証拠ではありません。
強烈な感情が沸き上がったことが聖霊を受けたことではありません。
聖霊を受けるなら、必ず、御霊の実が品性のうちに現れるからです。
聖霊を受けることと、バプテスマを受けることは、本来、同じ事です。
そして、バプテスマを受けることの前段階として、悔い改めることがありました。
悔い改めるとは、罪深い行為、思いから離れること以上のものです。
神様との正しい関係、信頼と従順と愛の関係に回復されることです。
幼子のように、神様の前に心を低くすることです。
水が低い所へ、流れるように聖霊は、謙遜な人に注がれるからです。
「よく聞きなさい。心をいれかえて幼な子のようにならなければ、
マタイによる福音書 18:3,4
天国にはいることはできないであろう。
この幼な子のように自分を低くする者が、天国でいちばん偉いのである。
神様は与えることを喜ばれる方です。
私たちの心が準備されるなら、すぐにでもこの最大の賜物を与えようと待っておられるのではないでしょうか?
私たちが聖霊を用いるのではありません、
私たちが恵みによって悔い改めた土の器として、聖霊に用いていただくのです。
神様のすべてみ言葉に、幼子のように、はいと答えることが、聖霊を受けることです。
神様の私たちを存在させたその目的に、余すことなく献身することが聖霊を受けることです。
皆さんは、聖霊を受けることを望まれるでしょうか?
熱心な祈りのうちにそれを求めていただきたいと思います。