新米クリスチャン日記:第四回「孤独だと感じ続けていた人生」
こんにちは!
新米クリスチャンのリョウです。
SOSTVのHPに来ていただき、ありがとうございます。
このブログは、全くのノンクリスチャンだったボクが、
クリスチャンとして導かれ、その中で見たもの感じたことなどを
気ままに書き綴っていくブログです。
だいたい週一回くらいでゆるく更新していますので、たまに覗いてみてくださいね。
第四回目は、
教会について書こうかと思ったのですが、
その前にあんまりキョーミないかもしれませんが
ボクの過去をもう少し深堀りしてみようと思います。
ボクは物心つくまでは友達が大好きな子供でした。
とはいっても小さな保育園にいたので、少ない人数の中でみんなと仲良くしていました。
ところが小学校に入ると、クラスが増え、人数が増え
“友達100人出来るかな?”
の世界に突入するわけです。
そうすると、自然と小さな仲良しグループが出来てきますね。
ボクはどのグループともそれなりに仲がいい代わりに、
どのグループにも所属していないような子供でした。
ひとつの仲良しグループに入って遊んでいると、
どこか心の中で、
「ボクはこのグループのサブメンバーであって、メインメンバーではない」
というような気持ちが湧きあがり、
挙句の果てには、
「サブメンバーなんだから、たまに来るのはいいけど毎回顔出しに来るなよな!」
とか思われているんじゃないかとか勝手に思い込んでしまうんです。
ただの被害妄想なのですが、そうやってグループを渡り鳥みたいに巡って遊んでいました。
なので心のどこかでずっと、孤独感を感じていたんです。
昔から学校が嫌いだったのですが、
一番嫌いな時間が、休み時間と給食の時間でした。
中学・高校に上がると孤独感はより顕著になりました。
悪口・陰口・噂話を聞くことが多くなり、人間不信とまでは行かないまでも
人間関係に恐怖を感じるようになってきました。
その頃尾崎放哉という俳人が好きで、
「咳をしても一人」とか「犬よ ちぎれるほど尾をふってくれる」
などの詩を読んでは、一人で「孤独だなぁ」なんてたそがれていました。
ちなみに余談ですが、若い頃、明治や大正の小説や詩を読んではいましたが、
決して文学少年だったというようなかっこいいものではなく、
思春期特有の他の人と違うことをしたいという思いと、
他の人が知らないことをちょっとだけ知ってるだけで、なんかすごいやつと思われる
という単なる処世術で手に取っていただけでした。
もちろん感銘は受けていましたけど。
そういった計算高い性格なのです、ボクは。
なので本物の文学少年に会うと、薄い知識がバレるので、
そういう人には近づかない様にしていました笑。
大学に入ると(大学はすぐにやめてしまいましたが)バンドを始めました。
初めて、仲間が出来た!と思えました。
けれど、音楽の世界で生きていきたい夢を見ている僕と、現実的に考えているメンバーとの温度差に、
やはり孤独感は拭えませんでした。
そして、ボクは21才で結婚することになります。
結婚生活も孤独でした。
奥さんは普段はかしこく優しい人なのですが、ボクが年下で社会人経験もなくどん臭かったせいか、
ボクに対してはきつく当たってきました。
結婚してから引っ越しもしたので、職場以外の知り合いもなく、毎日孤独を感じていました。
一生懸命いい夫、いい父親を演じているものの、
中途半端に夢も諦められず、ストレスを抱え、現実逃避で漫画やゲームの世界に浸っていました。
今となっては愛のない自分に深く悔い改めています。
奥さんと別れてからは、仕事に打ち込みました。
会社員のうちは人間関係に辟易して、あんまり深入りしないようにしていましたが、
自分で仕事をするようになって、仲間やチームという絆で孤独感を払拭できるような気がしました。
たくさんの仲間たちが、ボクに相談をしてくれたり、頼ったりしてくれました。
けれど実際のところは、ボクはみんなの顔色を伺って、もう孤独にならないように一生懸命でした。
失敗したり、弱ったところを見せると、離れていく仲間たちもいました。
だからいつも、取り繕って生きていました。
そんな風に常に孤独感に苛まれながら生きてきた人生でした。
ここで、前回の話に繋がります。
心も体も、もうクタクタになってしまって
ボクはようやく神様に出会うことが出来ました。
そして、聖書を知ったボクは、今度は教会を探すようになります。
信仰の仲間が欲しいと、心の中で思っていたのだと思います。
次回は、教会へ行って感じたことを書きたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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リョウ☆プロフィール
都内にて様々な仕事を経験。
聖書との出会いにより人生を見つめ直し全ての仕事を辞め田舎への移住を決断。
2020年12月、ひとりでの信仰・聖書研究に限界を感じより真理を学びたいと、SOSTVの門を叩く。
現在、SOSTVあきら牧師のもとで勉強中の新米クリスチャン。
リョウがナビゲーターを努める番組
【聖書の疑問に聖書で答える:バイブルアンサー】