【創世記22講】ルシファーや善悪を知る木が造られた理由
■ なぜ神様はルシファーを創造されたのか?
聖書を読み進める中で、誰もが一度は抱く大きな疑問があります。
「神様はすべてを見通す全知全能の存在であるのに、なぜ後にサタン(悪魔)となるルシファーを創造されたのか?」 「なぜ悪の存在や、世の中の苦しみをあらかじめ止められなかったのか?」
愛と正義に満ちた神様のご計画において、この疑問は非常に重要なテーマです。
■ 悪の起源と「自由意志」の真実
結論から言うと、ルシファーは最初から悪として造られたわけではありません。神様によって最も美しく、栄光に満ちた天使として創造されました。
ここで鍵となるのが「自由意志」です。
神様は人間や天使を、あらかじめ決められた通りにしか動けないロボットのような存在としては造られませんでした。自らの意志で神様を愛し、選択できる自由を与えられたのです。
しかし、ルシファーはその自由意志ゆえに心の中に高慢を生じさせ、自ら神に敵対する道を選んでしまいました。神様が悪を生み出したのではなく、与えられた選択の自由の中で悪が生まれたのです。