【罪悪感の問題】5分で聖書のポイントが分かるシリーズ
今日は多くの人々の心にストレスとなり、また病気を起こさせ、
多くの場合にガンを誘発させている最も大きな問題についてお話しします。
それは罪悪感の問題です。
皆さんは心の中に何か罪悪感を持ったまま、生きていませんか?
ある中年の紳士がシカゴの街を歩きながら、突然電柱にもたれてすすり泣き始めました。
しばらく泣いた後、警察署の中に入って行ったのです。
彼は15年前に人を殺しました。
その殺人事件は迷宮入りになって、もう人々の記憶から忘れられていました。
しかしこの人は、罪悪感という見えない牢獄の中でずっと苦しみ、葛藤しながら過ごしてきたのです。彼はそれまでの15年、全く自由な暮らしができなかったと告白しました。
天と自分しか知らない事なので、隠していれば誰にも分からないのに、
彼の自分自身の良心の声が常に彼を責めたのです。
その罪悪感は解決する方法がありませんでした。何をしても幸せではありませんでした。
それで15年後の、彼が人を殺したまさにその日に自首したのです。
警察署長はびっくりしました。
裁判官は全てを聞いて、殺人の重い刑を減刑しました。
彼は刑務所にいる間に、15年間の自由な時には得られなかった驚くべき自由を感じるようになり、
穏やかに過ごせたと後に告白しました。
彼は刑務所にいる間に、誰かに聖書をもらったそうです。
そして自分が罪から本当に赦される道が何かを発見しました。
人や、法廷や、裁判官からではなく、神様の赦しと救いを発見したのです。
皆さん、聖書には罪悪感に苦しんで悔い改めた人について書いてあります。
その人は誰ですか?
それはダビデ王です。
詩篇に彼の罪悪感と悔い改めについて記録されています。
そのとががゆるされ、
その罪がおおい消される者はさいわいである。
主によって不義を負わされず、
その霊に偽りのない人はさいわいである。
わたしが自分の罪を言いあらわさなかった時は、
ひねもす苦しみうめいたので、
わたしの骨はふるび衰えた。
あなたのみ手が昼も夜も、
わたしの上に重かったからである。
わたしの力は、夏のひでりによってかれるように、
かれ果てた。
詩篇 32章 1-4節
皆さん
彼は罪を悔い改めない時、罪を告白しない時に、
罪悪感が彼を押しつぶし心身が衰弱していきました。
そのようなみじめな状態だったのです。
彼は、王様として全ての物をもっていましたが、神様との正しい関係を失った彼は、
もっとも不幸な人のひとりでした。
彼はバテシバと姦淫し、彼女の夫ウリヤを計画的に殺した後、
その魂には平安がありませんでした。
後に預言者ナタンが来て彼の罪を指摘した時、
彼は頭に灰をかけ服を破りひざまずいて神様に罪を告白し、悔い改めました。
その後彼は、夏の暑さに渇くような心の渇きや、
骨が衰えるような罪責感から解放されて、平安を得るようになりました。
今日このメッセージをお読みの方のなかで、
心の中に隠してきた罪悪感で苦しんでいる方はおられないでしょうか?
人には分からなくても、神様と私だけが知っている罪のことです。
いくら世の中の快楽や楽しさで平安を味わおうとしても、
どうしても心に幸せを感じられない問題。
罪悪感の問題。
そのような罪悪感の問題で苦しんでいる方がおられるのではないでしょうか?
そのような方には、罪から救われるイエス・キリストをしっていただきたいと思います。
是非、私達と一緒に、聖書を学び、
罪の究極的なゆるしと罪からの解決を与えてくださるイエス様に出会っていただきたいと思います。