【おやすみ前の聖書】21_受けるより与えること 2020.04.16
皆さん、こんばんは。今日も一日お疲れ様でした。
皆さん、こんばんは。お変わりなくお過ごしでしょうか?
昨夜、YOUTUBEのニュースで、京都大学IPS細胞研究所の山中伸弥先生が、『コロナに思う』と題して、このようなお話をされていました。
『私たちは普段、社会、周囲に守られて仕事をしたり、いろんなことを楽しんだりすることができています。今まさに私たちが社会を逆に守る時です。私たちの努力によって、ウイルスの脅威から、社会が崩壊するのを防ぐことができます。』
本当にその通りだと思い、この言葉が心に特に残りました。守られていた一人一人が、守る一人一人なのだと自覚すること、それが本当に大事だと思います。
家族を愛し、自分の国を愛することが出来て初めて一人前の男だと思います。自分の国を本当に愛するからこそ、同じように自分の国を愛している世界の人々の考え、文化を尊重することが出来るのです。
そして、私達にはもうひとつ、私達の本当の故郷である天の国があります。その国では、住んでいた地域とか、肌の色とかそういうことは、一切、考慮されない場所です。
全ての人が、神様に創られ救われたものとして、愛し合える国です。
その国の市民として、私達は召されています。
しかし、わたしたちの国籍は天にある。
そこから、救主、主イエス・キリストのこられるのを、わたしたちは待ち望んでいる。
ピリピ3:20
この天の国の市民権を持つものとして、私達は、何かを受けることではなく、何かを与えることを考えなくてはいけません。
使徒パウロはこのように言っています。
わたしは、あなたがたもこのように働いて、弱い者を助けなければならないこと、また『受けるよりは与える方が、さいわいである』と言われた主イエスの言葉を記憶しているべきことを、万事について教え示したのである」
使徒行伝 20:35
そうです。私達は、与えるものとして召されています。受けることが、幸せだという世界の潮流に真っ向から立ち向かうのです。
最後に、1961年ジョン・F・ケネディが第35代アメリカ合衆国大統領に就任した際の演説を引用して、終わりたいと思います。
あなたの国があなたのために何ができるかを問わないでほしい。
あなたがあなたの国のために何ができるかを問うてほしい。
また、この時間にお会いしましょう。