【おやすみ前の聖書】14_幸せな光 2020.04.02
皆さん、こんばんは。東京は、久し振りに良い天気で、外に少しの時間出て、太陽にあたることが出来ました。皆さんは、最近太陽の光にあったっていますか?お勤めの方は、朝早く出社して、夜遅く帰宅される方が多いので、なかなか太陽にあたる機会がないかもしれませんね。
私達が太陽の光にあたることで、私達の体内時計はリセットされ、生活のリズムが調整されます。そして、人が太陽にあたると体の中でビタミンDが作られます。このビタミンDは、免疫向上・糖尿病予防・発ガンの抑制に一定の効果があります。
また、日光を浴びることで作られる物質に「セロトニン」という化合物があります。これは、幸せホルモンと呼ばれていて、精神を安定させ、幸福を感じやすくする効果があります。
そのため、うつ病予防に役立つ物質としても知られています。太陽の光を浴びるとセロトニンが生成され気分が安定するというのです。
この太陽を作られた神様は、どれほど偉大なお方なのでしょうか?
私達は、自然界の色々な素晴らしいものを見る時、それらを作られた神様をみる必要があります。ダビデは、詩篇でこのように歌っています。
昼をつかさどらすために日を造られた者に感謝せよ、
そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
詩篇136:8
神様が作られた太陽や月や、はたまた人や、聖人の像などを礼拝することを偶像礼拝といいます。そうではなく、これら全てを作られた方を礼拝すべきです。そして、そのいつくしみを感謝すべきです。
主なる神は日です、盾です。主は恵みと誉とを与え、
直く歩む者に良い物を拒まれることはありません。
詩篇4:11
ダビデは、多くの苦難を通った人ですが、いつも、神様を信頼していました。それゆえ、彼の暗い、試練の日々も、神様が彼の人生の太陽となり、盾となって守ってくださることを知っていました。
この経験は、ダビデだけの経験ではありません。私達の経験ともなるのです。
預言者イザヤは、こう言っています。
昼は、もはや太陽があなたの光とならず、夜も月が輝いてあなたを照さず、主はとこしえにあなたの光となり、あなたの神はあなたの栄えとなられる。
イザヤ60:19
また、黙示録には、こうあります。
都は、日や月がそれを照す必要がない。
神の栄光が都を明るくし、小羊が都のあかりだからである。
黙示録 21:23
夜は、もはやない。あかりも太陽の光も、いらない。
主なる神が彼らを照し、そして、彼らは世々限りなく支配する。
黙示録22:5
私達が天国でこの光を浴びる時、私達の体には、どのような変化があると思いますか?
セロトニンどころではない、幸せホルモンがでるのではないでしょうか?
その時を、皆様は心待ちにされておられますか?
その前に、私達は、まだすべきことがあります。私達もまた、この世界で光となれと主は言われています。
マタイ5:14-16
あなたがたは、世の光である。山の上にある町は隠れることができない。また、あかりをつけて、それを枡の下におく者はいない。むしろ燭台の上において、家の中のすべてのものを照させるのである。
そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かし、そして、人々があなたがたのよいおこないを見て、天にいますあなたがたの父をあがめるようにしなさい。
夜が暗ければ暗いほど、クリスチャンが輝かす、主からいただく光は、多くの人の希望となるでしょう。このみ言葉を私達への命令として、そして、なにより、約束として心に刻みたいものです。
また、この時間にお会いしましょう。