【恐れるな、小さい群れよ】⑤ 幼年時代と青年時代におけるイエス 

恐れるな、小さい群れよ
この記事は約2分で読めます。

幼年時代と青年時代におけるイエス


「幼な子は、ますます成長して強くなり、知恵に満ち、そして神の恵みがその上にあった。」(ルカ2: 40)

〔イエス〕は天の大能者、栄光の王であられたにもかかわらず、ベツレヘムで赤子となられ、しばしの間、母親の保護のうちにいる無力な幼児を代表された。幼年時代、このお方は従順な子供の働きをなさった。このお方は子どもの能力に従って親を尊び、助けになる方法で彼らの願いを実行しつつ、大人ではなく子供の知恵をもって語られ、行動された。……
キリストの生涯は、ごく幼少の頃より、熱心な活動の生涯であった。このお方はご自分を喜ばせるために生きられなかった。このお方は無限の神の御子であられたが、大工職でご自分の父親ヨセフと共に働かれた。このお方の職業には重要な意味があった。このお方は品性建設者としてこの世に来られたのであった。そしてそのようなお方として、み働きはみな完全であった。ご自分が神性の力によって変えておられた品性に持ち込まれた同じ完全さを、ご自分のこの世のすべての労働にも持ち込まれた。
このお方はわたしたちの模範であられる。多くの子供や青年たちによって、家庭の重荷を負い、それによって父親や母親への愛情深い関心を示すために用いることができるはずの時間が無駄にされている。青年たちは自分たちの強く若い肩に、だれかが負わなければならない多くの責任を引き受けることができる。イエスは、多くの青年たちのように、ご自分の時間を娯楽に用いることはなさらなかった。このお方は勤勉に聖書研究に従事なさった。なぜなら、それを自分の勧告者とするすべての者にとって、それが貴重な教えに満ちていることをご存じであったからである。このお方は家庭の義務を果たすのに忠実であられた。


そして早朝、寝床で無駄にする代わりに、しばしば奥まった場所で聖書を瞑想し、探り、そして祈りのうちにおられるのが見られた。ご自分の働きととりなしに関するすべての預言、特にご自分のへりくだり、贖罪、とりなしに関する預言に通じておられた。幼年時代にも青年時代にも、このお方の生涯の目的は、つねにこのお方の前にあった。……

イエスはご自分の労働に快活さと気転とを持ち込まれた。家庭生活と職場に聖書の宗教をとり入れ、世の中の仕事の重荷を負いながらなお神の栄光に対して目が澄んでいるためには非常な忍耐と霊性とが必要である。この点においてイエスは人々の助けとなられた。彼は天の事物のために時間を費したり考えたりする余裕がないほどこの世の苦労をいっぱいかかえておられなかった。……

イエスは歌を通して天とまじわられた。仲間の者たちは、働きに疲れて不平を言うと、イエスの口から出る美しい歌の調べに元気づけられるのだった。(ユース・インストラクター 1909 年5 月25

タイトルとURLをコピーしました