【聖句から学ぶ聖書】第52課 最後の七つの災害

聖句から学ぶ聖書
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第52課 最後の七つの災害

≪神様の警告と混ぜもののない怒り≫

1.偽りの礼拝に対する神様の最後の警告は何ですか?

ほかの第三の御使が彼らに続いてきて、大声で言った、「おおよそ、獣とその像とを拝み、額や手に刻印を受ける者は、神の怒りの杯に混ぜものなしに盛られた、神の激しい怒りのぶどう酒を飲み、聖なる御使たちと小羊との前で、火と硫黄とで苦しめられる」。

ヨハネの黙示録14:9,10

ノート: 恵みの期間の間、神様の怒りはいつでも緩和されたり憐れみが混ざっていました。そのためにハバククは「怒る時にもあわれみを思いおこしてください」(ハバクク書3:2)と祈ります。憐れみの混ざらない神様の怒りは、憐れみがその最終的なわざをなしとげ、悪が限界に達しついに「救うことができないように」なった時にだけ及ぶのです(創世記6:3;15:16;19:12,13;歴代志下36:16;マタイによる福音書23:37,38;ルカによる福音書19:42~44;第二ペテロ2:6;ユダの手紙7節参照)。

2.神様の激しい怒りはどこにあらわされますか?

またわたしは、天に大いなる驚くべきほかのしるしを見た。七人の御使が、最後の七つの災害を携えていた。これらの災害で神の激しい怒りがその頂点に達するのである。

ヨハネの黙示録15:1

3.ヨエルは主の日をどのように描写しますか?

主はその軍勢の前で声をあげられる。その軍隊は非常に多いからである。そのみ言葉をなし遂げる者は強い。主の日は大いにして、はなはだ恐ろしいゆえ、だれがこれに耐えることができよう。

ヨエル書2:11

4.ダニエルはこの時について何と言いましたか?

その時あなたの民を守っている大いなる君ミカエルが立ちあがります。また国が始まってから、その時にいたるまで、かつてなかったほどの悩みの時があるでしょう。しかし、その時あなたの民は救われます。すなわちあの書に名をしるされた者は皆救われます。

ダニエル書12:1(エゼキエル書7:15~19参照)

ノート: 最後の七つの災害は今まで人間に訪れたものの中で最も恐ろしい刑罰となるでしょう。アハブがエリヤをイスラエルが受ける災いが原因で憎んだように(列王紀上18:17,18)、患難の時に悪人たちは義人たちに怒りを発し、彼らを災いの原因だと告訴するでしょう。また、ハマンがユダヤ人にそうだったように彼らを滅ぼそうと尽力するでしょう(エステル記3:8-14参照)。しかし、神様はその時もそうであられたように、この時にもご自身の民を奇跡的に救われるのです。

5.「最後の七つの災害」直前に神様はどのような命令を出されますか?

あなたがた、恥を知らぬ民よ、共につどい、集まれ。すなわち、もみがらのように追いやられる前に、主の激しい怒りがまだあなたがたに臨まない前に、主の憤りの日がまだあなたがたに来ない前に。

ゼパニヤ書2:1,2

ノート: ヨハネの黙示録15:8は災害が注がれる間、誰も天の神殿に入ることができないことを示します。罪のためのあらゆる仲保は終わります。ヨハネの黙示録16:11は恵みの期間が終わった後には、いかなる悔い改めもないことを教えています。災害が注がれるのは悪人に対する神様のさばきの始まりです(ヨハネの黙示録18:7,8;16:5,6参照)。災害は憐みが混じらないまま注がれます(ヨハネの黙示録14:10参照)。それらは悔い改めない罪人に対する神様の公義の表れです。(ヨハネの黙示録16:5~7)

≪七つの災害の順序≫

6.第1の災害は何で、誰に下りますか?

そして、第一の者が出て行って、その鉢を地に傾けた。すると、獣の刻印を持つ人々と、その像を拝む人々とのからだに、ひどい悪性のでき物ができた。

ヨハネの黙示録16:2

7.第2の災害は何ですか?

第二の者が、その鉢を海に傾けた。すると、海は死人の血のようになって、その中の生き物がみな死んでしまった。

ヨハネの黙示録16:3

8.第3の災害は何ですか?

第三の者がその鉢を川と水の源とに傾けた。すると、みな血になった。

ヨハネの黙示録16:4

ノート: 第2の災害は海に影響を及ぼします。第3の災害は人の居住地にもっと近く下り、地に影響を及ぼします。水源が汚染されます。

9.この災害でなぜ主は人々に血を飲ませられますか?

聖徒と預言者との血を流した者たちに、血をお飲ませになりましたが、それは当然のことであります。

ヨハネの黙示録16:6

ノート: 神様は圧制と迫害を嫌悪されるという事実がここに見えます。災害はものすごい形態の罪に対する神様の刑罰です。

10.第4の災害は何ですか?

第四の者が、その鉢を太陽に傾けた。すると、太陽は火で人々を焼くことを許された。

ヨハネの黙示録16:8(ヨエル書1:16~20参照)

ノート: 太陽崇拝はとても古いものであり、偶像崇拝が最も普遍化した形式です。この災害で神様はこのような形の偶像崇拝に対するご自身の不快さを表されます。人々が神として崇拝していたものが災害となり、悩ますものとなります。エジプトに下った災害もそのような理由でした。エジプト人たちが崇拝していた太陽神は援助者や祝福となる代わりに彼らの頭痛の種となりました。

11.この恐ろしいさばきで人々は悔い改めますか?

人々は、激しい炎熱で焼かれたが、これらの災害を支配する神の御名を汚し、悔い改めて神に栄光を帰することをしなかった。

ヨハネの黙示録16:9

12.第5番目の災害は何ですか?

第五の者が、その鉢を獣の座に傾けた。すると、獣の国は暗くなり、人々は苦痛のあまり舌をかみ-

ヨハネの黙示録16:10

ノート: この災害は最後の日の大きな背教勢力である、まさに教皇権の御座を撃ちます。それはエジプトで起きた災害と非常に類似しています。それは「さわれるほど」の暗闇でした(出エジプト記10:21~23)。この災害によってあらゆる真理を所有して光であると自らを高めていた、不正で、傲慢で、背教的な霊的独裁は真夜中のような暗闇に覆われるようになります。

13.第6番目の災害ではどんなことが起こりますか?

第六の者が、その鉢を大ユウフラテ川に傾けた。すると、その水は、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために、かれてしまった。

ヨハネの黙示録16:12

14.何がハルマゲドンの戦いのために国々を召集しますか?

また見ると、龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊が出てきた。これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集したが、それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。(見よ、わたしは盗人のように来る。裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである。)三つの霊は、ヘブル語でハルマゲドンという所に、王たちを召集した。

ヨハネの黙示録16:13~16

ノート: 聖書の言葉は、戦争をするように人々をそそのかすのがサタンの霊であるということを見せてくれます。ここでは龍はサタンに支配された異教を、獣は教皇権を、偽預言者は背教したプロテスタント教会を代表します。これは洪水以降の三つの大きな背教勢力です。

15.この時どのような事件がすぐに迫りますか?

(見よ、わたしは盗人のように来る。裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである。)

ヨハネの黙示録16:15

16.第7番目の災害でどんなことが起こりますか?

第七の者が、その鉢を空中に傾けた。すると、大きな声が聖所の中から、御座から出て、「事はすでに成った」と言った。すると、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴とが起り、また激しい地震があった。それは人間が地上にあらわれて以来、かつてなかったようなもので、それほどに激しい地震であった。大いなる都は三つに裂かれ、諸国民の町々は倒れた。神は大いなるバビロンを思い起し、これに神の激しい怒りのぶどう酒の杯を与えられた。

ヨハネの黙示録16:17~19

17.何が地震に伴いますか?

また一タラントの重さほどの大きな雹が、天から人々の上に降ってきた。人々は、この雹の災害のゆえに神をのろった。その災害が、非常に大きかったからである。

ヨハネの黙示録16:21(ヨブ記38:22,23;詩篇7:11~13参照)

18.この時主はご自身の民にとってどのような方となられますか?

主はシオンから大声で叫び、エルサレムから声を出される。天も地もふるい動く。しかし主はその民の避け所、イスラエルの人々のとりでである。

ヨエル書3:16(エレミヤ書25:30,31;ハガイ書2:21;へブル人への手紙12:26;詩篇91:5~10参照)

ノート: 恐ろしいさばきのためにご自身の民と世の人々を準備させようと、主はノアを通して人々に警告されたように、あらゆる国民、部族、国語、民族に警告のメッセージを送られます。(ヨハネの黙示録14:6~10参照)

19.災害が注がれる直前、神様はバビロンにいるご自身の民にどのような招待をされますか?

わたしはまた、もうひとつの声が天から出るのを聞いた、「わたしの民よ。彼女から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災害に巻き込まれないようにせよ。彼女の罪は積り積って天に達しており、神はその不義の行いを覚えておられる。

ヨハネの黙示録18:4,5(創世記19:12~17;エレミヤ書51:6)

20.災害は現代のバビロンにどれほど突然下りますか?

それゆえ、さまざまの災害が、死と悲しみとききんとが、一日のうちに彼女を襲い、そして、彼女は火で焼かれてしまう。彼女をさばく主なる神は、力強いかたなのである。彼女と姦淫を行い、ぜいたくをほしいままにしていた地の王たちは、彼女が焼かれる火の煙を見て、彼女のために胸を打って泣き悲しみ、彼女の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえに対するさばきは、一瞬にしてきた』。

ヨハネの黙示録18:8~10

≪飢饉と最後≫

21.神様の最後の憐みのメッセージを拒絶した者たちにどのような飢饉が臨みますか?

主なる神は言われる、「見よ、わたしがききんをこの国に送る日が来る、それはパンのききんではない、水にかわくのでもない、主の言葉を聞くことのききんである。彼らは海から海へさまよい歩き、主の言葉を求めて、こなたかなたへはせまわる、しかしこれを得ないであろう」。

アモス書8:11,12(ルカによる福音書13:25;箴言1:24~26;へブル人への手紙12:15~17参照)

22.第7番目の災害の時どのような宣言が発せられますか?

第七の者が、その鉢を空中に傾けた。すると、大きな声が聖所の中から、御座から出て、「事はすでに成った」と言った。

ヨハネの黙示録16:17

ノート: 神様は人間を創造された時その人を祝福されました(創世記1:28)。しかし神様の祝福が誤用された時、神様はその正しい意味を教えるためにしばしば祝福を差し控えられました(ハガイ書1:7~11)。さばきが与えられるのは、人間が「正義を学ぶ」(イザヤ書26:9;列王紀上17:1)ようになるためです。第4の災いの時人々が災害に遭っても悔い改めないのは、神様が憐みと許しを与えることを止められたからではありません。それはただ、あらゆる人が自分で自分の運命を決定したためであり、その時にはもう神様の最も激烈なさばきでさえも、不敬虔で高慢な者たちを感動させ悔い改めるようにすることができないことを表しています。

23.どのような詩篇の言葉が最後の七つの災害が下る間神様の民の特別な慰めと励ましになりますか?

詩篇46篇と91篇(イザヤ書33:13~17参照)

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