【聖句から学ぶ聖書】第26課 現代の真理(Present Truth)

聖句から学ぶ聖書
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第26課 現代の真理(Present Truth)

1.人は何によって聖化されますか?

真理によって彼らを聖別して下さい。あなたの御言は真理であります。

ヨハネによる福音書17:17

2.神様は全ての人が真理を悟るに至ることを望まれますか?

神は、すべての人が救われて、真理を悟るに至ることを望んでおられる。

第一テモテ2:4

3.真理を通して目が開かれた人は、その真理によって聖化されるために何をしなければなりませんか?

しかし、主に愛されている兄弟たちよ。わたしたちはいつもあなたがたのことを、神に感謝せずにはおられない。それは、神があなたがたを初めから選んで、御霊によるきよめと、真理に対する信仰とによって、救を得させようとし-

第二テサロニケ2:13

4.真理を信じることのほかに何が必要ですか?

すなわち、イエス・キリストに従い、かつ、その血のそそぎを受けるために、父なる神の予知されたところによって選ばれ、御霊のきよめにあずかっている人たちへ。恵みと平安とが、あなたがたに豊かに加わるように。

第一ペテロ1:2

5.真理に従うことでどんな結果を得ることになりますか?

あなたがたは、真理に従うことによって、たましいをきよめ、偽りのない兄弟愛をいだくに至ったのであるから、互に心から熱く愛し合いなさい。

第一ペテロ1:22

6.神様はどのような礼拝を受け入れられますか?礼拝をする人はどのような心でなければなりませんか?

神は霊であるから、礼拝をする者も、霊とまこととをもって礼拝すべきである。

ヨハネによる福音書4:24

7.真理はどれほど大切にしなければなりませんか?

真理を買え、これを売ってはならない、知恵と教訓と悟りをも買え。

箴言23:23

ノート: これは、どのような代価を支払うとしても真理を買いなさいということであり、深く考えずむやみに手放してはならないということです。

8.現代の真理と呼ばれるものが聖書にありますか?

それだから、あなたがたは既にこれらのことを知っており、また、いま持っている真理に堅く立ってはいるが、わたしは、これらのことをいつも、あなたがたに思い起させたいのである。第二ペテロ1:12

ノート: 地上のあらゆる時代に適用される普遍的な聖書の真理があり、またある時代のための特別な真理(現代の真理)があります。聖書の中のある真理は、その時代にだけ適用されるもので、その時代が過ぎた後に同じ真理を信じることは効果がないものです。ノアの洪水にその例を見ることができます。ノアの時代には箱舟を造りそれに入ることが救いを受ける条件であり、その時代の現代の真理でした。しかしそれ以後の時代には箱舟を造る必要はなくなり、現代の真理つまりテストとなる教えではなくなりました。同じようにメシヤが来られる直前に生きたバプテスマのヨハネの初臨の知らせが、ヨハネの時代以前か以後に宣べ伝えられたとしても意味がなかったことでしょう。以前の時代の人々は生きてそれが成就することを見られなかったでしょうし、以後の時代の人々にとっては時期が違う知らせになってしまいます。

愛、信仰、希望、悔い改め、従順、義、憐みなどの一般的な真理はそうではありません。これらは時代や民族を超えていつも人々を救いに導く適切な教えです。しかし現代の真理はその時代のために与えられた特別なメッセージで、神様の民を世と罪から分離するテストとなる真理です。

9.ノアの時代に宣べ伝えられた特別な福音は何でしたか?

そこで神はノアに言われた、「わたしは、すべての人を絶やそうと決心した。彼らは地を暴虐で満たしたから、わたしは彼らを地とともに滅ぼそう。あなたは、いとすぎの木で箱舟を造り、箱舟の中にへやを設け、アスファルトでそのうちそとを塗りなさい。

創世記6:13-14

10.ノアはなぜ箱舟を造ったのですか?

信仰によって、ノアはまだ見ていない事がらについて御告げを受け、恐れかしこみつつ、その家族を救うために箱舟を造り、その信仰によって世の罪をさばき、そして、信仰による義を受け継ぐ者となった。

へブル人への手紙11:7

11.箱舟を通して何人が救いを得ましたか?

これらの霊というのは、むかしノアの箱舟が造られていた間、神が寛容をもって待っておられたのに従わなかった者どものことである。その箱舟に乗り込み、水を経て救われたのは、わずかに八名だけであった。

第一ペテロ3:20

ノート: ノアの時代に滅亡した多くの人たちは、神様がノアと彼の家族を通してその時代のための特別なメッセージを下さったことに対する共通の認識を持っていたでしょう。しかし大きな違いが出てしまいました。それは彼らがメッセージを知らなかったからではなく、彼らが実行しないこと、その時代に与えられた救われるための特別な真理(現代の真理)である箱舟を通して救われるという知らせに従わないところにありました。

12.ニネベの民のためにどんな特別な福音がヨナに与えられましたか?

そこでヨナは主の言葉に従い、立って、ニネベに行った。ニネベは非常に大きな町であって、これを行きめぐるには、三日を要するほどであった。ヨナはその町にはいり、初め一日路を行きめぐって呼ばわり、「四十日を経たらニネベは滅びる」と言った。

ヨナ書3:3-4

13.ニネベの民は予告された滅亡からどのように救われましたか?

そこでニネベの人々は神を信じ、断食をふれ、大きい者から小さい者まで荒布を着た。神は彼らのなすところ、その悪い道を離れたのを見られ、彼らの上に下そうと言われた災を思いかえして、これをおやめになった。

ヨナ書3:5,10

14.バプテスマのヨハネの特別な使命は何でしたか?

ここにひとりの人があって、神からつかわされていた。その名をヨハネと言った。この人はあかしのためにきた。光についてあかしをし、彼によってすべての人が信じるためである。

ヨハネによる福音書1:6-7

15.バプテスマのヨハネは彼の使命について質問した人にどう答えましたか?

彼は言った、「わたしは、預言者イザヤが言ったように、『主の道をまっすぐにせよと荒野で呼ばわる者の声』である」。

ヨハネによる福音書1:23

16.ヨハネのバプテスマを拒否した人々は神様に対してどうしたのですか?

しかし、パリサイ人と律法学者たちとは彼からバプテスマを受けないで、自分たちに対する神のみこころを無にした。

ルカによる福音書7:30

17.ヨハネからバプテスマを受けた人々は何を認めましたか?

これを聞いた民衆は皆、また取税人たちも、ヨハネのバプテスマを受けて神の正しいことを認めた。

ルカによる福音書7:29

18.神様の民だと自称していた人々はキリストを歓迎しましたか?

彼は自分のところにきたのに、自分の民は彼を受けいれなかった。

ヨハネによる福音書1:11

19.彼らがキリストを歓迎しないことについてどのような理由を言いましたか?

モーセに神が語られたということは知っている。だが、あの人がどこからきた者か、わたしたちは知らぬ。

ヨハネによる福音書9:29

ノート: これが彼らの大きな問題でした。彼らはどんなことでも新しいものは信じませんでした。彼らは神様がモーセを通して語られたことを知っていたので、それを信じることには何の信仰も必要としませんでした。彼らはモーセを受け入れることは完璧に安全だと考えていました。なぜならあらゆる歴史が、彼が神様から送られたということを証明していたからです。あらゆる人がそれを知っていました。しかし彼らは、長い間待っていたメシヤとして、モーセや預言者たちが預言していた方が来られたことを受け入れるには危険が伴うと考えました。なぜなら彼らはメシヤに対する預言を正しく理解しておらず、また、キリストをメシヤとして信じるためには、自分たちの見解の変更と生き方の変革をしなければならないことを感じたからです。キリストを受け入れるには、あまりにも多くの信仰を必要としました。そこで彼らはキリストを拒絶したのです。彼らは洪水を信じ、ノアが救われたということを信じていました。彼らはエリヤも信じ、全ての預言者たちに対する信仰も公言していました。しかしその時代のための特別な真理が表された時、彼らはそれを受け入れることに失敗しました。それはイエス様の再臨を待っているこの時代にも同じように適用されるのです。多くのクリスチャンと言われる人たちが古い学説に縛り付けられ、そこには疑わしいことがないと考えているため、見失われていた聖書の真理が提示された時に、それを拒絶することになるのです。

20.キリストが、彼らの先祖たちが預言者たちをどのように殺したのか語られると、人々は何と言いましたか?

『もしわたしたちが先祖の時代に生きていたなら、預言者の血を流すことに加わってはいなかっただろう』と。

マタイによる福音書23:30

ノート: 彼らはその時代のための新しい真理を伝えた預言者たちを殺した、彼らの先祖たちの行動を嘆きながら、神様の御子を死に追いやることで彼らの先祖たちの悪の升目を満たしました。それは彼らがもし彼らの先祖の時代に生きていたなら彼らと同じように行動したであろうことを示していました。主は現代においても、この時代のための真理が示された時、それに対抗する行動をとるなら、その人達がキリストを十字架につけたユダヤ人たちの後継者であることを明らかにされるのです。

21.ユダヤ人たちがキリストを受け入れなかった結果どうなりましたか?

いよいよ都の近くにきて、それが見えたとき、そのために泣いて言われた、「もしおまえも、この日に、平和をもたらす道を知ってさえいたら……しかし、それは今おまえの目に隠されている」。

ルカによる福音書19:41-42

22.終わりの世代のための特別なメッセージと働きがありますか?

だから、あなたがたも用意をしていなさい。思いがけない時に人の子が来るからである。主人がその家の僕たちの上に立てて、時に応じて食物をそなえさせる忠実な思慮深い僕は、いったい、だれであろう。

マタイによる福音書24:44-45

ノート: 主の来られる日が近づくにつれ「時に応じて食物をそなえさせる」メッセージが人々に伝えられるでしょう。それは、主が速やかに来られることを伝え、主を迎える準備をさせるものとなります。そのようなメッセージが今まで伝えられなかったとしても、これから伝えられなければならないのです。

 信仰の自由を求めてアメリカに向かおうとしてオランダを去る清教徒達に、ジョン・ロビンソン牧師は次のように別れの説教をしました。「私が生きて皆さんの顔を見ることができるかどうか主はご存知です。主がそのようになさってもなさらなくても、私はキリストの恵み深い天使たちの前で皆さんに命じます。もし、神様が皆さんに何かを通して、新しい何かを示して下さるのなら、皆さんは私の真理をいつも受け入れる準備が出来ていたように、それを受け入れる準備をしてください。なぜなら、私は主がいまだにご自身のお言葉の中に多くの真理と光をお持ちだと確信しているからです。私は現在のプロテスタント教会の状態を残念に思います。彼らは宗教の面で停止状態に至り、現在の状況からするなら、神様の改革の器として用いられた僕たちより先に進むことは出来ないでしょう。ルター主義者たちにルターが悟った以上の事を悟らせるのは不可能です。皆さんもご存知のようにカルバン主義者たちはカルバンの所で留まっています。しかし、彼もすべてを悟ることは出来なかったのです。これは痛嘆すべき大きな不幸です。なぜなら、彼らはその時代には大きな光であったかも知れませんが、彼らは神様の全ての御心を悟ることは出来ませんでした。しかし、彼らが今生きていたとしたなら、彼らは最初の光を受け入れたように、さらに輝く光を抱きしめたことでしょう」。

23.「時に応じて食物をそなえさせる」人々にキリストは何と言われましたか?

主人が帰ってきたとき、そのようにつとめているのを見られる僕は、さいわいである。

マタイによる福音書24:46

ノート: ルターは「私は真実に審判の日が300年以内にあることを知っている。神は悪に満ちたこの世界がこれ以上苦しむことをそのままにしておかれないし、そのままにしておくこともできないのだ。この邪悪な王国が覆される大いなる日が近づいている」と宣言しました。

メランヒトンは「この古びた地球の終わりは遠くない」と言いました。

カルバンは多くのクリスチャンに命じました。「あらゆる事件の中で最も栄光ある日であるキリストが来られる大いなる希望の日は遅れることはない。忠実な全ての人間家族はその日を見ることになるのだ。私達の主が彼の御国の栄光の中で完全に現れるその偉大な日が訪れるまで、私達は彼を熱望し、探究し、深く考えるべきだ」。

スコットランドの改革者ジョン・ノックスは「私たちの主イエスが私達の肉体を天に連れて行ってくださらなかったので、彼は再び来られる事はないというのだろうか? 私達は彼が再び来られ、しかも速やかに来られることを知っている」と言いました。

真理のために命を捨てたラティマー(Hugh Latimer)やニコラス・リドレーは主の再臨をただ信仰によって見ました。リドレーは「疑う余地なくこの世はー-私はこれを本当に信じ、それゆえ言うのだがーー終わりが近づいた」と記録しました。

リチャード・バクスターは「主がおいでになるという考えは私にとって一番甘美でうれしい知らせだ。彼が現れることを愛し、その恵み深い希望を持つことが彼の聖徒たちの信仰であり、特性である」と言いました。このように彼らは主がすぐおいでになることを信じ、真実に歩んだのです。

24.では「時に応じて食物をそなえさせる」こと、つまり今の時代に与えられる食糧である現代の真理とは何ですか?

わたしは、もうひとりの御使が中空を飛ぶのを見た。彼は地に住む者、すなわち、あらゆる国民、部族、国語、民族に宣べ伝えるために、永遠の福音をたずさえてきて、大声で言った、「神をおそれ、神に栄光を帰せよ。神のさばきの時がきたからである。天と地と海と水の源とを造られたかたを、伏し拝め」。また、ほかの第二の御使が、続いてきて言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。その不品行に対する激しい怒りのぶどう酒を、あらゆる国民に飲ませた者」。ほかの第三の御使が彼らに続いてきて、大声で言った、「おおよそ、獣とその像とを拝み、額や手に刻印を受ける者は、神の怒りの杯に混ぜものなしに盛られた、神の激しい怒りのぶどう酒を飲み、聖なる御使たちと小羊との前で、火と硫黄とで苦しめられる。その苦しみの煙は世々限りなく立ちのぼり、そして、獣とその像とを拝む者、また、だれでもその名の刻印を受けている者は、昼も夜も休みが得られない。

ヨハネの黙示録14:6-11

25.このメッセージを宣べ伝えて受け入れる者たちの特徴は何ですか?

ここに、神の戒めを守り、イエスを信じる信仰を持ちつづける聖徒の忍耐がある。

ヨハネの黙示録14:12

26.このことをどれだけ誠実に遂行しなければなりませんか?

主人が僕に言った、『道やかきねのあたりに出て行って、この家がいっぱいになるように、人々を無理やりにひっぱってきなさい』。

ルカによる福音書14:23

ノート: この働きは今も進められています。地上の各分野で三天使のメッセージが聞こえています。どこでも人々をその真理に従うように促すことが進められています。この多くの神様の大使たちは使徒パウロが感じたことと同じことを感じています。「このようにわたしたちは、主の恐るべきことを知っているので、人々に説き勧める」。(第二コリント5:11)

参考:ヨハネの黙示録14:6-12節の三天使のメッセージをもっと研究するための質問

わたしは、もうひとりの御使が中空を飛ぶのを見た。彼は地に住む者、すなわち、あらゆる国民、部族、国語、民族に宣べ伝えるために、永遠の福音をたずさえてきて-

ヨハネの黙示録14:6

1.ここで言う御使は誰を意味するのですか?

2.永遠の福音とは何ですか?

大声で言った、「神をおそれ、神に栄光を帰せよ。神のさばきの時がきたからである。天と地と海と水の源とを造られたかたを、伏し拝め」。

ヨハネの黙示録14:7

1.大声で言うとはどのような意味ですか?

2.神様をおそれるとはどのようなことですか?

3.何が神様に栄光を帰すことですか?

4.神様のさばきの時が聖書に預言されていますか?

5.天と地と海と水の源とを造られた方を伏し拝む特別な方法や時間がありますか?

また、ほかの第二の御使が、続いてきて言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。その不品行に対する激しい怒りのぶどう酒を、あらゆる国民に飲ませた者」。

ヨハネの黙示録14:8

1.大いなるバビロンは何ですか?

2.倒れたという意味は何ですか?

3.その不品行とは何を意味しますか?

4.激しい怒りのぶどう酒とは何ですか?

ほかの第三の御使が彼らに続いてきて、大声で言った、「おおよそ、獣とその像とを拝み、額や手に刻印を受ける者は…」

ヨハネの黙示録14:9

1.ここで言う獣は誰であり、獣の像は何ですか?

2.獣とその像とを拝むことは何を意味しますか?

3.額や手とは何を意味しますか?

4.獣の刻印とは何ですか?

神の怒りの杯に混ぜものなしに盛られた、神の激しい怒りのぶどう酒を飲み、聖なる御使たちと小羊との前で、火と硫黄とで苦しめられる。ヨハネの黙示録14:10

1.8節に出てきた不品行に対する激しい怒りのぶどう酒とは違い神の激しい怒りのぶどう酒とは何ですか?

2.聖なる御使たちと小羊との前とはいつどこの場所をいうのですか?

3.火と硫黄とで苦しめられるというのは?火と硫黄とで苦しめられた例がありますか?

その苦しみの煙は世々限りなく立ちのぼり、そして、獣とその像とを拝む者、また、だれでもその名の刻印を受けている者は、昼も夜も休みが得られない。ヨハネの黙示録14:11

1.苦しみの煙が世々限りなく立ちのぼるという意味は何ですか?

2.獣とその像とを拝む者とその名の刻印を受けている者はどこが違いますか?

3.休みが得られないという意味は何であり、そうだとすれば休みを得る者は誰ですか?

ここに、神の戒めを守り、イエスを信じる信仰を持ちつづける聖徒の忍耐がある。

ヨハネの黙示録14:12

1.なぜ終わりの時を生きる聖徒たちに忍耐が必要なのですか?

2.神様の戒めは具体的に何を言いますか?

3.イエスの信仰、イエス様が持っておられた信仰とはどのようなものですか?

4.戒めをなぜ守らなければならないのですか?

三人の御使のメッセージについてのより詳しい研究のためにこのシリーズの第6章≪聖書の預言≫の項目を参考にしてください。

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