【聖句から学ぶ聖書】第38課 恵みと栄光の王国

聖句から学ぶ聖書
この記事は約8分で読めます。

第38課 恵みと栄光の王国

1.あわれみを受けるためにどこに近づきなさいと勧められていますか?

だから、わたしたちは、あわれみを受け、また、恵みにあずかって時機を得た助けを受けるために、はばかることなく恵みの御座に近づこうではないか。

へブル人への手紙4:16

ノート: もしその御座に座しておられる方がおられないなら、そこに近づくことは何の意味もないでしょう。恵みの御座には恵み深い王がおられるのです。もし王がおられるなら、その臣民もいなければなりませんし、その民を治める法がなければなりません。従って、神様から恵みを受けるためには、人は恵みの王国にいなければならないのです。

≪未来の栄光の王国≫

2.聖書はどのような王国について述べていますか? そしてその王国はいつ樹立されますか?

人の子が栄光の中にすべての御使たちを従えて来るとき、彼はその栄光の座につくであろう。

マタイによる福音書25:31

ノート: 栄光の王国はキリストが再臨される時に樹立されます。キリストはピラトに「わたしの国はこの世のものではない」(ヨハネによる福音書18:36)と言われました。

3.イエス様は弟子たちやユダヤ人たちの間違った王国についての期待をどのように正そうとされましたか?

人々がこれらの言葉を聞いているときに、イエスはなお一つの譬をお話しになった。それはエルサレムに近づいてこられたし、また人々が神の国はたちまち現れると思っていたためである。

ルカによる福音書19:11

4.イエス様はたとえを通して何を教えようとされましたか?

それで言われた、「ある身分の高い人が、王位を受けて帰ってくるために遠い所へ旅立つことになった」。

ルカによる福音書19:12

5.その身分の高い人は誰ですか?

わたしの父の家には、すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそう言っておいたであろう。あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしのところに迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである。

ヨハネによる福音書14:2,3

ノート: その身分の高い人はイエス・キリストです。イエス様は天に昇られて、父の御座の右に座られ、栄光の王国を受けられました。イエス様はまだ私たちを迎えに来ておられません。やがて来られたら、ご自身の民を集められ、ご自身がおられる場所に連れていき、永遠に共にいるようにして下さるのです。この栄光の王国はキリストの再臨の時に始まりますが、千年期が終わるまでは、この地上に建てられることはありません。(ヨハネの黙示録20:6,15:2,3)

≪恵みの王国が現れる≫

6.私たちのただ中にある神の国とはどのようなものですか?

神の国はいつ来るのかと、パリサイ人が尋ねたので、イエスは答えて言われた、「神の国は、見られるかたちで来るものではない。また『見よ、ここにある』『あそこにある』などとも言えない。神の国は、実にあなたがたのただ中にあるのだ」。

ルカによる福音書17:20,21

ノート: キリストが教えられた神の国は、罪に勝利した人だけが持つことができる心の中の愛の王国です。心の罪に勝利する人は天国の喜びを味わうことができます。

7.人々は何によって罪からの救いを受けますか?

あなたがたの救われたのは、実に、恵みにより、信仰によるのである。それは、あなたがた自身から出たものではなく、神の賜物である。

エペソ人への手紙2:8(ローマ人への手紙6:23参照)

ノート: 罪人はただ神様の恵みを通してだけ救いを受けることができます。ほかの方法はありません。アブラハム、モーセ、ダビデはペテロ、パウロ、ヨハネと同じように恵みによって救いを受けました。したがって彼らは恵みの王国に属したのです。この王国は恵みが必要な失われた人が存在するようになった時から存在していたのです。

8.キリストは弟子たちを何のために遣わされましたか?

また神の国を宣べ伝え、かつ病気をなおすためにつかわして-

ルカによる福音書9:2

9.弟子たちは各地で何を伝えましたか?

弟子たちは出て行って、村々を巡り歩き、いたる所で福音を宣べ伝え、また病気をいやした。

ルカによる福音書9:6

ノート: 強要する福音はありませんが、説得する福音はあります。剣の福音ではなく、神様の愛の福音です。政治的な福音ではなく、神様からの贈り物としての福音です。

10.麦と毒麦のたとえで良い種とは何でしたか?

畑は世界である。良い種と言うのは御国の子たちで、毒麦は悪い者の子たちである。

マタイによる福音書13:38

11.誰がその国に毒麦を蒔きましたか?

それをまいた敵は悪魔である。収穫とは世の終りのことで、刈る者は御使たちである。

マタイによる福音書13:39

ノート: サタンは最初エデンに罪の毒麦を蒔きました。神様の国はそれまで地上に存在していました。地上は神様の国の一部だったのであり、もともと永遠に神様の愛の統治の中におれるように計画されていました。

12.神様は最初ご自身の王国を誰に任されましたか?

神はまた言われた、「われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう」。

創世記1:26

13.人間はこの信任に対してどうしましたか?

このようなわけで、ひとりの人によって、罪がこの世にはいり、また罪によって死がはいってきたように、こうして、すべての人が罪を犯したので、死が全人類にはいり込んだのである。

ローマ人への手紙5:12

すなわち、ひとりの人の不従順によって、多くの人が罪人とされたと同じように、ひとりの従順によって、多くの人が義人とされるのである。

ローマ人への手紙5:19

ノート: 人は堕落し、地上には罪がはびこるようになりました。サタンは罪が取り除かれる時まで彼の統治を続けるでしょう。しかし、神様の国の民となる人は誰でも、今サタンが略奪した国から分離されなければなりません。罪人は神様の律法に従わなければなりません。このようにする者たちは神様と協定を結ぶのであり、それによって彼らは神様の民となりサタンに仕えることを捨てるようになります。そうして彼らは神様の国、神様の恵みの王国に属することになります。罪を捨てることによって彼らは神様の恵みの民となるのです。

≪栄光の御座≫

14.神様はイスラエルの王ダビデに何を約束されましたか?

『わたしはあなたの子孫をとこしえに堅くし、あなたの王座を建てて、よろずよに至らせる』。

詩篇89:4

15.彼の御座は誰を通して永続されるのでしたか?

ひとりのみどりごがわれわれのために生れた、ひとりの男の子がわれわれに与えられた。まつりごとはその肩にあり、その名は、「霊妙なる議士、大能の神、とこしえの父、平和の君」ととなえられる。そのまつりごとと平和とは、増し加わって限りなく、ダビデの位に座して、その国を治め、今より後、とこしえに公平と正義とをもってこれを立て、これを保たれる。万軍の主の熱心がこれをなされるのである。

イザヤ書9:6,7

16.ダビデの王座を相続する後裔とは誰ですか?

見よ、あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。彼は大いなる者となり、いと高き者の子と、となえられるでしょう。そして、主なる神は彼に父ダビデの王座をお与えになり-

ルカによる福音書1:31,32

17.神様は預言者を通してイスラエルに関して何と言われましたか?

汚れた悪人であるイスラエルの君よ、あなたの終りの刑罰の時であるその日が来る。主なる神はこう言われる、かぶり物を脱ぎ、冠を取り離せ。すべてのものは、そのままには残らない。卑しい者は高くされ、高い者は卑しくされる。ああ破滅、破滅、破滅、わたしはこれをこさせる。わたしが与える権威をもつ者が来る時まで、その跡形さえも残らない。

エゼキエル書21:25~27

ノート: この破滅の三重宣言は、バビロン、ペルシャおよびギリシャ帝国による攻撃と滅亡を通して成就されました。イスラエルはこれらの各王朝の統治に屈しました。最後の破滅はローマがギリシャ帝国の領土を受け継ぐことによって成就しました。そして紀元前161年に結ばれたローマとイスラエルの同盟は、イスラエルをその鉄拳の支配のもとに引き入れ、紀元前63年ポンペイウスはユダを属州の一部として併合しました。やがて、キリスト教会が設立されると同時にダビデの御座、すなわち血統としてのイスラエル王国はイエス様が来られる時まで、霊的なイスラエルとしての教会に移されたのです。

18.昇天された時、キリストはどこに座られましたか?

勝利を得る者には、わたしと共にわたしの座につかせよう。それはちょうど、わたしが勝利を得てわたしの父と共にその御座についたのと同様である。

ヨハネの黙示録3:21

主はわが主に言われる、「わたしがあなたのもろもろの敵をあなたの足台とするまで、わたしの右に座せよ」と。

詩篇110:1

19.キリストは父の右で何をしておられますか?

主は誓いを立てて、み心を変えられることはない、「あなたはメルキゼデクの位にしたがってとこしえに祭司である」。

詩篇110:4(へブル人への手紙10:12,13参照)

20.祭司としての職分が終わる時、キリストは何を受けられますか?

わたしはまた夜の幻のうちに見ていると、 見よ、人の子のような者が、天の雲に乗ってきて、日の老いたる者のもとに来ると、その前に導かれた。彼に主権と光栄と国とを賜い、諸民、諸族、諸国語の者を彼に仕えさせた。その主権は永遠の主権であって、なくなることがなく、その国は滅びることがない。

ダニエル書7:13,14

21.キリストが栄光の中に来られる時、どのような御座に座られますか?

人の子が栄光の中にすべての御使たちを従えて来るとき、彼はその栄光の座につくであろう。

マタイによる福音書25:31(ヨハネの黙示録11:15参照)

22.その時キリストはあがなわれた者たちに何と言われますか?

そのとき、王は右にいる人々に言うであろう、『わたしの父に祝福された人たちよ、さあ、世の初めからあなたがたのために用意されている御国を受けつぎなさい』。

マタイによる福音書25:3
タイトルとURLをコピーしました