【聖句から学ぶ聖書】第35課 聖霊の豊かな注ぎ(The Outpouring of the Spirit)

聖句から学ぶ聖書
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第35課 聖霊の豊かな注ぎ(The Outpouring of the Spirit)

1.イエス様は天に行かれる前に弟子たちに何を待ちなさいと言われましたか?

見よ、わたしの父が約束されたものを、あなたがたに贈る。だから、上から力を授けられるまでは、あなたがたは都にとどまっていなさい。

ルカによる福音書24:49

2.イエス様は彼らが間もなく何によってバプテスマを受けると言われましたか?

すなわち、ヨハネは水でバプテスマを授けたが、あなたがたは間もなく聖霊によって、バプテスマを授けられるであろう。

使徒行伝1:5

ノート:バプテスマのヨハネはこのバプテスマについて前もって語っていました。彼は「わたしは悔改めのために、水でおまえたちにバプテスマを授けている。しかし、わたしのあとから来る人はわたしよりも力のあるかたで、わたしはそのくつをぬがせてあげる値うちもない。このかたは、聖霊と火とによっておまえたちにバプテスマをお授けになるであろう」と言いました。(マタイによる福音書3:11)

3.このバプテスマは彼らに何をさせるために重要なことでしたか?

ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう。

使徒行伝1:8

4.聖霊の豊かな注ぎを通して説教にどのような結果が伴いましたか?

人々はこれを聞いて、強く心を刺され、ペテロやほかの使徒たちに、「兄弟たちよ、わたしたちは、どうしたらよいのでしょうか」と言った。すると、ペテロが答えた、「悔い改めなさい。そして、あなたがたひとりびとりが罪のゆるしを得るために、イエス・キリストの名によって、バプテスマを受けなさい。そうすれば、あなたがたは聖霊の賜物を受けるであろう。この約束は、われらの主なる神の召しにあずかるすべての者、すなわちあなたがたと、あなたがたの子らと、遠くの者一同とに、与えられているものである」。 ペテロは、ほかになお多くの言葉であかしをなし、人々に「この曲った時代から救われよ」と言って勧めた。そこで、彼の勧めの言葉を受けいれた者たちは、バプテスマを受けたが、その日、仲間に加わったものが三千人ほどあった。

使徒行伝2:37-41

そのころ、多くのしるしと奇跡とが、次々に使徒たちの手により人々の中で行われた。そして、一同は心を一つにして、ソロモンの廊に集まっていた。ほかの者たちは、だれひとり、その交わりに入ろうとはしなかったが、民衆は彼らを尊敬していた。しかし、主を信じて仲間に加わる者が、男女とも、ますます多くなってきた。

使徒行伝5:12-14

こうして神の言は、ますますひろまり、エルサレムにおける弟子の数が、非常にふえていき、祭司たちも多数、信仰を受けいれるようになった。

使徒行伝6:7

5.迫害がどのように福音宣伝に説教に影響を及ぼしましたか?

サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。その日、エルサレムの教会に対して大迫害が起り、使徒以外の者はことごとく、ユダヤとサマリヤとの地方に散らされて行った。信仰深い人たちはステパノを葬り、彼のために胸を打って、非常に悲しんだ。ところが、サウロは家々に押し入って、男や女を引きずり出し、次々に獄に渡して、教会を荒し回った。さて、散らされて行った人たちは、御言を宣べ伝えながら、めぐり歩いた。

使徒行伝8:1-4

ノート: 迫害は信仰を破壊するためのものですが、実際には迫害されればされるほど信仰は増し加わり、強くなっていきます。クリスチャンを迫害することはその信仰を広めさせる方法の一つでもあるのです。

6.聖霊を注いでくださる時に旧約のどの預言者の預言が成就しましたか?

そこで、ペテロが十一人の者と共に立ちあがり、声をあげて人々に語りかけた。「ユダヤの人たち、ならびにエルサレムに住むすべてのかたがた、どうか、この事を知っていただきたい。わたしの言うことに耳を傾けていただきたい。今は朝の九時であるから、この人たちは、あなたがたが思っているように、酒に酔っているのではない。そうではなく、これは預言者ヨエルが預言していたことに外ならないのである。すなわち、 『神がこう仰せになる。終りの時には、わたしの霊をすべての人に注ごう。そして、あなたがたのむすこ娘は預言をし、若者たちは幻を見、老人たちは夢を見るであろう。その時には、わたしの男女の僕たちにもわたしの霊を注ごう。そして彼らも預言をするであろう。

使徒行伝2:14-18(参考 ヨエル2:28-29)

7.預言者ヨエルの書では、聖霊の油注ぎがどのように表現されていますか?

シオンの子らよ、あなたがたの神、主によって喜び楽しめ。主はあなたがたを義とするために秋の雨を賜い、またあなたがたのために豊かに雨を降らせ、前のように、秋の雨と春の雨とを降らせられる。

ヨエル書2:23(参考 ホセア書6:3)

ノート: パレスチナでは秋の雨は麦の種の植え付けのために土地を準備させ、春の雨は刈り入れのために穀物をよく実らせました。初代教会時代に秋の雨としての聖霊の油注ぎがあり、福音の種が広くまかれました。そして最後の時代には春の雨としての油注ぎがあります。キリストが「世の終り」と言われた世界の収穫のために黄金の穀物を豊かに実らせる聖霊の降下があるのです。(マタイによる福音書13:37-39,ヨハネの黙示録14:14,15)

8.春の雨の時期に、私たちは何のために祈らなければなりませんか?

あなたがたは春の雨の時に、雨を主に請い求めよ。主はいなずまを造り、大雨を人々に賜い、野の青草をおのおのに賜わる。

ゼカリヤ書10:1

ノート: 五旬節の日、使徒たちが秋の雨の聖霊のバプテスマを受ける前に、彼らはみな「心を合わせて、ひたすら祈をし」ていました(使徒行伝1:14)。この期間に彼らは自分たちの間違いを告白し、相違点を捨て、力を受けるために利己的な野望を捨て、論争(contension)をやめました。そのような心で「みんなの者が一緒に集まってい」(使徒行伝2:1)たとき、聖霊を受ける準備が整い豊かな聖霊の大雨が降ったのです。聖霊の最後の油注ぎのための準備もあらゆる罪と利己的な野望が再び捨てられなければならず、同じ恵みの働きが神様の民の心の中に起こらなければなりません。

9.春の雨の聖霊の油注ぎによって、最後の福音のわざが終了することが黙示録の記者ヨハネによってどのように描写されましたか?

この後、わたしは、もうひとりの御使が、大いなる権威を持って、天から降りて来るのを見た。地は彼の栄光によって明るくされた。

ヨハネの黙示録18:1

10.この御使のメッセージは何ですか?

彼は力強い声で叫んで言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった」。

ヨハネの黙示録18:2

ノート:現代のキリスト教会は、キリスト初臨の時にイスラエル全体がキリストを拒絶した時とほとんど同じバビロン(混乱)状態の中にいることになるでしょう。(第二テモテ3:1-5参照)

11.五旬節の時ペテロは聴衆に何をしなさいと勧めましたか?

ペテロは、ほかになお多くの言葉であかしをなし、人々に「この曲った時代から救われよ」と言って勧めた。

使徒行伝2:40

12.最後の聖霊の油注ぎの時、初代教会時代と似たどんな訴えがありますか?

わたしはまた、もうひとつの声が天から出るのを聞いた、「わたしの民よ。彼女から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災害に巻き込まれないようにせよ。彼女の罪は積り積って天に達しており、神はその不義の行いを覚えておられる。

ヨハネの黙示録18:4-5

ノート: 聖霊の最後の油注ぎによって、短期間のうちに目覚ましい働きが起こされるでしょう。全世界で多くの声が警告の叫びをあげることになるでしょう。信者たちによってしるしと奇跡が行われ、五旬節の時のように一日に数千人が改心することになるでしょう。信じることをかたくなに拒んだユダヤ人たちのように、この最後の福音の召しに応答しない者たちは滅亡の運命に置かれることになるでしょう。山へのがれよ、と言われたキリストの言葉を信じないで、エルサレムにとどまって滅ぼされたユダヤ人たちのように、戦争、飢餓、死、そして破滅など最後の7つの災害が彼らに臨むことになるのです。警告の声を聞き、バビロンの偽りの教えとすべての罪から離れた者だけが救いを受けることになるのです。

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