【聖句から学ぶ聖書】第45課 第二の御使のメッセージ

聖句から学ぶ聖書
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第45課 第二の御使のメッセージ

≪バビロンから出るようにという叫び≫

1.バビロンの倒壊についてどのような理由が呈示されていますか?

また、ほかの第二の御使が、続いてきて言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。その不品行に対する激しい怒りのぶどう酒を、あらゆる国民に飲ませた者」。

ヨハネの黙示録14:8

≪古代バビロンの没落≫

1.古代バビロンの没落前にどのような警告が与えられましたか?

バビロンのうちからのがれ出て、おのおのその命を救え。その罰にまきこまれて断ち滅ぼされてはならない。今は主があだを返される時だから、それに報復をされるのである。

エレミヤ書51:6

2.バビロン帝国の滅亡前夜王は天の神様にどのように挑戦しましたか?

そこで人々はそのエルサレムの神の宮すなわち神殿から取ってきた金銀の器を持ってきたので、王とその大臣たち、および王の妻とそばめらは、これをもって飲んだ。すなわち彼らは酒を飲んで、金、銀、青銅、鉄、木、石などの神々をほめたたえた。

ダニエル書5:3,4

ノート: 天国の福音がダニエルを通してバビロンに伝わり、ネブカデネザル王は真の神様を認識し伏し拝むようになりました。しかしネブカデネザルの死後、彼の後継者たちは彼の経験から益を得ることができませんでした。その悪の頂点はベルシャザル王が神様の礼拝のために奉納され、神様の家から持ってきた聖なる食器に、バビロンの偶像崇拝の酒を注いで飲んだ時にやってきました。その時壁に手で書いた文字が現れ、古代バビロンは陥落しベルシャザルは殺されたのです。

3.神様のメッセージを拒絶したこと以外に、古代バビロンは人々にどのようなことをしましたか?

バビロンは主の手のうちにある金の杯であって、すべての地を酔わせた。国々はその酒を飲んだので、国々は狂った。

エレミヤ書51:7

ノート: 数世紀をかけて、バビロンのカルデア占星術は東のインド、中国、インドシナまで深く入り込見ました。そこでは星を通して占うことがいまだに行われています。…また反対の西の方向では、彼らはシリア、エジプト、ローマ全域に広まりました。-Franz Cumont,Astrology and Religion Among the Greeks and Romans(Putmam’s 1912 ed.),p.74.

≪現代のバビロン≫

1.ヨハネは金の杯を持ち七つの頭がついた獣に乗った淫婦についてどのように解き明かしましたか?

あなたの見たかの女は、地の王たちを支配する大いなる都のことである。

ヨハネの黙示録17:18(3,4,9節参照)

ノート: ヨハネの時代に地の王たちを支配していた大いなる都はローマでした。七つの山でできたその都は、やがて主権と名称を淫婦すなわちローマ教皇権に付与しました。地上歴史の最後の日に立つこの「大いなるバビロン」は、あらゆる形態の背教したキリスト教を含んでいます。

2.この同じ預言で宗教と政治の連合勢力であるローマ教会あるいは教皇権はどのように古代バビロンと対比されていますか?

その額には、一つの名がしるされていた。それは奥義であって、「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」というのであった。ヨハネの黙示録17:5

ノート: 私たちは富と厳格な階級制度と精密な神殿の儀式と司祭による知識の独占と、一般の人は知らない古代言語でできた祈祷文と聖なるイメージの行列と哀哭に続いて、喜びが伴う雄大な春の祭りと、礼拝者たちを仲保する各地に偏在する聖母マリアを祭る異教バビロンの宗教を眺める時、ローマ教会と古代バビロンの間の類似性を明白に知ることができます。しかし類似性よりもひどいものがあるのですが、それは、バビロンからローマ帝国を経由してローマ教会に続く有形無形の伝統、つまり数多くの異教的要素という本当の系譜です。

「強大なカトリック教会はローマ帝国を凌駕した。」—A.C.Flick,The Rise of the Mediaeval Church(Putmam’s,1909 ed.),p.148. 

枢機卿ニューマンは「異教徒に新しい宗教を推薦するために」教会が取り入れた「異教起源のもの」が数多くあることを実例を挙げて説明しました。「神殿で使用するもの、これらは特別な聖徒たちに奉納される線香や明かりやロウソクなどの装飾、病気から回復した時に捧げる奉納の供え物、聖水、聖なる日々や記念日、宗教歴、行列、地上の祝福、聖職者の衣服、剃髪式、結婚指輪、期日に掲げる肖像、教会の聖歌および祈祷文など」—J.H.Newman,An Essay on the Development of Christian Doctrine(1920 ed.),p.373.

「ローマ帝国はギリシャと東方の国の領土だけでなく、宗教の相続者でもあった。ローマの異教は東方の神々から由来したのだが、全てのことが占星術の影響を受け、それらの中で例えばペルシャとカルデア的な要素を混ぜたミトラのような太陽神に変質した」。[See Franz Cumont,Astrology and Religion Among the Greeks and Romans(1912 ed.),pp.89~91]

「『カルデア人たち』の太陽神学は異教セム族の宗教と彼らの後を継いだローマ人たちの宗教が到達した最終的な形態に決定的な影響を及ぼした。その後パルミラの征服者アウレリウスがソリンビクトゥス(Solinvictus:無敵の太陽)を帝国内最高の神聖な座につけることで、彼の後を継ぐローマ人たちの宗教が築く最終的な形態に決定的な影響を及ぼした」。-The Cambridge Ancient History,Vol.11,pp.643,646,647.

「彼はヘリオス(太陽)とバビロンの古代守護神であるベルをパルミラから新しい聖所に移してきた」。[see Cumont,The Oriental Religions in Roman Paganism(1911),pp.114,115,124].

「バビロンの宗教は聖母マリア(最も高い神々よりももっと崇高な存在)の『大々的で至る所で行われる礼拝』の進展に貢献した。バビロンのイシュタルはアスタルテ、アシュトレト、ペルセポネ、エペソのアルテミス(ダイアナ)、ビーナス、アシスおよびほかの女神たちと同一視される」。[See S.H.Langdon,Semtic Mythology(1931 ed.),pp.12,13,19,20,24,32,34,108,344,368,369]

「この多様な形態の女神を聖母マリア(lbid.,pp.16,18,19)、慈悲深い母(p.111),天の女王(p.25),私の恋人-「マドンナ」と比較してください。-あるいは私たちの恋人(p.341)、そしてさまざまな母と幼児のイメージや(pp.34,111),彼女の礼拝者のために憤怒した神に執り成しをする悲しみの聖母(materdolorosa)として描写しました。[pp.151,188;see also Encyclopaedia Britannica(1945 ed.),Vol.2,p.858,art.“Babylonian and Assyrian Religion”]

「今日多くの地域の聖母マリア礼拝は明らかに古代女神崇拝の継続です」。[See Gordon I.Laing,Survivals of Roman Religion(1931 ed.),pp.92~95,123,124,129~131,238~241].

「占星学的な太陽崇拝の影響は煉獄思想(Cumont,astrology and Religion,pp.190,191),無敵の太陽の誕生日である12月25日の借用、ミトラ教の日曜日、東方に向かって建てられる教会の建物や祈り」(lbid.,pp.161~163;Laing,op.cit.,pp.148~153,190~193)、さらに王冠が聖徒たちを包む姿をした後光(Laing,op.cit.,p.246)の中に見ることができます」。

(レインLaingは、カトリック教会に残存する異教由来のものについての別の興味深い実例も提供しています。特にアシス礼拝から由来した-聖水、奉納の供え物、聖遺物、司祭の僕、装飾および剃髪、行列、祭り、死者のための祈り、聖徒崇拝、聖物崇拝などです)。

3.バビロンの教えに酔いしれているのはどのような人々ですか?

地の王たちはこの女と姦淫を行い、地に住む人々はこの女の姦淫のぶどう酒に酔いしれている。ヨハネの黙示録17:2(4節参照)

ノート: 古代バビロンの宗教は性的不道徳がその特徴でした。そして、現代のバビロンは偽りの教理と異教の風習と習慣で教会を汚染し、自身の教えを強要するために世俗的な権力と不正な関係を結ぶことによって霊的姦淫を行ないます。そして名前が同じ古代のバビロンのように、現代のバビロン(Roman Babylon)は多くの国々を彼の杯から不純なぶどう酒を飲ませているのです。

≪キリストの杯とバビロンの杯≫

1.イエス様は主の晩餐でどのような杯を提供されましたか?

食事ののち、杯も同じ様にして言われた、「この杯は、あなたがたのために流すわたしの血で立てられる新しい契約である」。

ルカによる福音書22:20

2.新しい契約の本質的な内容はどのようなものですか?

わたしが、それらの日の後、イスラエルの家と立てようとする契約はこれである、と主が言われる。すなわち、わたしの律法を彼らの思いの中に入れ、彼らの心に書きつけよう。こうして、わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となるであろう。

へブル人への手紙8:10

3.キリストにある御霊の法則は人をどのようなものにしますか?

なぜなら、キリスト・イエスにあるいのちの御霊の法則は、罪と死との法則からあなたを解放したからである。律法が肉により無力になっているためになし得なかった事を、神はなし遂げて下さった。すなわち、御子を、罪の肉の様で罪のためにつかわし、肉において罪を罰せられたのである。これは律法の要求が、肉によらず霊によって歩くわたしたちにおいて、満たされるためである。

ローマ人への手紙8:2~4

4.これと同じ真理が他にどのように明らかにされていますか?

人を生かすものは霊であって、肉はなんの役にも立たない。わたしがあなたがたに話した言葉は霊であり、また命である。

ヨハネによる福音書6:63

5.人々は霊であり命である言葉をどのようなものに置き換えていましたか?

「『人間のいましめを教として教え、無意味にわたしを拝んでいる』。あなたがたは、神のいましめをさしおいて、人間の言伝えを固執している」。また、言われた、「あなたがたは、自分たちの言伝えを守るために、よくも神のいましめを捨てたものだ」。

マルコによる福音書7:7~9

ノート: 二つの杯、つまり主の杯とバビロンの杯があります。主の杯は「イエス様の中にあるあるがままの真理」である生きた真理です。バビロンの杯は偽りの教理、すなわち神様の生きた力ある言葉と律法をないがしろにすることや、人間的な伝統を重んじ世俗的な権力との妥協による連合を含んでいます。バビロンは自身の教えを強要するために神様の力に頼るよりはむしろ世俗的な権力に頼ります。そうして敬虔のようすは維持しながらも、敬虔の力は否定するのです(第二テモテ3:1~5)。ローマ教会は聖書と伝統についてこう言います。「たとえこれらの二つの神聖な潮流が、基本的に彼らの聖なる願いのゆえにまったく同じように神聖だとしても、そして二つは相変わらず啓示された真理に満ち溢れているとしても、二つの中で我々には伝統がもっと確かで安全である」—Joseph Faa Dt Bruno,Catholic Belief(1884 ed.),p.45.

6.バビロンの後継者たちはその母のどのような特性を持っていますか?

その額には、一つの名がしるされていた。それは奥義であって、「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」というのであった。

ヨハネの黙示録17:5

ノート: 教皇ピウス4世の勅令の条項10で次のように言います。「私は聖なる、普遍的な使徒の教会を全教会の母であり女王として認めます」。

プロテスタント教会が神様の言葉の権威と力の代わりに、人間の思索や伝統や政治権力を受け入れることで、プロテスタント教会の根本的な原則を否認する時、彼らはバビロンの娘と見なされるでしょう。その時彼らの堕落はバビロンの堕落と見なされるでしょう。現代の多くのプロテスタント教会は、人間の堕落、罪についての聖書の教理、聖書の霊感、信仰と行いの基準としての聖書の十全性、キリストの神性、処女降誕、死からの復活、キリストの贖罪と和解、キリストの目に見える再臨、信仰により恵みによる救い、聖霊の力による再創造、奇跡など、そのような根本的な聖書の教理を拒絶しています。

現代のプロテスタント教会にはローマ教会の信条に同意せず、その教会と連合しない多くの指導者たちがいます。しかし彼らも、文字通りに聖書の言葉を信じないことにおいて同じ部類に属していると言えます。カトリックとプロテスタントは最終的には、妥協と真理によらないで愛という美名のもと、偽りの合同を成し遂げ、大いなるバビロンを構成するようになるのです。

7.現代のバビロン、その母と娘たちの背教と堕落はどのぐらいまで進んでいますか?

この後、わたしは、もうひとりの御使が、大いなる権威を持って、天から降りて来るのを見た。地は彼の栄光によって明るくされた。彼は力強い声で叫んで言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜいたくによって富を得たからである」。

ヨハネの黙示録18:1~3

≪バビロンから出るようにとの神様の招待≫

1.現代のバビロンは最後にどのような運命を迎えますか?

すると、ひとりの力強い御使が、大きなひきうすのような石を持ちあげ、それを海に投げ込んで言った、「大いなる都バビロンは、このように激しく打ち倒され、そして、全く姿を消してしまう。また、おまえの中では、立琴をひく者、歌を歌う者、笛を吹く者、ラッパを吹き鳴らす者の楽の音は全く聞かれず、あらゆる仕事の職人たちも全く姿を消し、また、ひきうすの音も、全く聞かれない。また、おまえの中では、あかりもともされず、花婿、花嫁の声も聞かれない。というのは、おまえの商人たちは地上で勢力を張る者となり、すべての国民はおまえのまじないでだまされ、また、預言者や聖徒の血、さらに、地上で殺されたすべての者の血が、この都で流されたからである」。

ヨハネの黙示録18:21~24

2.バビロンに対してどのような最後の招待が発せられますか?

わたしはまた、もうひとつの声が天から出るのを聞いた、「わたしの民よ。彼女から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災害に巻き込まれないようにせよ。彼女の罪は積り積って天に達しており、神はその不義の行いを覚えておられる」。

ヨハネの黙示録18:4,5

3.バビロンから出た者たちの歌は何ですか?

わたしはまた、大群衆の声、多くの水の音、また激しい雷鳴のようなものを聞いた。それはこう言った、「ハレルヤ、全能者にして主なるわれらの神は、王なる支配者であられる。わたしたちは喜び楽しみ、神をあがめまつろう。小羊の婚姻の時がきて、花嫁はその用意をしたからである。

ヨハネの黙示録19:6,7
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